お客様の補聴器にたいするご要望やご予算をうかがい、色々な形状の中からご要望、ご予算にそった補聴器を提案させていただいております。
なお補聴器購入は非課税で消費税はかかりません。
また、聴覚で身体障害者となり、障害者総合支援法による「補装具支給制度」を利用すると、原則一律1割の自己負担で補聴器などの補装具の費用が支給されます。この制度について詳しくはお住いの市区町村の役所内の「福祉課窓口」にて、ご相談ください。
形状:大きく3種類に分かれます。
1)耳あな型:
3種類の中で最も小さく、目立ちにくいタイプです。
本体に耳せんを付ける既製品もありますが、ほとんどがオーダーメイドで、小さな本体が耳せんを兼用しており、本体を耳に挿して使います。
価格:\98,000~\540,000
当店中心価格:\120,000~\300,000
代表的特徴
耳あなの位置で音をひらうので3種類の中で最も自然な音で、目立たない。
スポーツ時にも使え、マスクのヒモの邪魔にならない。
電話の受話器も今まで通りの当て方で通話できる。
2)耳かけ型:
本体も小さく、本体にチューブをつなげその先に耳せんが付いているタイプです。
本体を耳にかけ耳せんを耳に挿して使います。
本体がもっと小さく髪の毛程の短いコードが出ておりその先に小さなスピーカー(レシーバーという)が付いていてレシーバーを耳あなに挿して使う耳かけ型(RICという)も発売されています。
価格:\50,000~\568,000
当店中心価格:\80,000~\200,000
代表的特徴
メガネの竿のように耳に掛けるだけなので動きの邪魔にならず、目立ちにくい。
注意点:電話の受話器は補聴器に当てないとダメ。メガネやマスクのヒモの邪魔になる。
3)ポケット(箱)型:
本体からコードがつながりその先に耳せん付きのイヤホンが付いているタイプです。
服の胸ポケットなどに本体を入れてイヤホンを耳に挿して使います。
価格:\48,000~\80,000
代表的特徴
本体が大きく手元で操作できるので指先の不器用な人でも操作
しやすい。
以上、補聴器の形状を3種類と大きくご紹介しましたが、この他にメガネ型や骨導式、ベビー補聴器あるいはFM補聴器など多少特殊なものもありますが、ご紹介を除外させていただいております。
集音器と補聴器の違い
一番大事な違いは補聴器は医療機器として国の定めた安全基準を満たしたものだけが販売されていますが、集音器は医療機器ではありません。
最近の集音器の中には高品質で補聴器に近い機能を備えたものもあるようですが、ひとりひとりの聞こえの状態に合わせて耳を守りながら聞こえを改善するという補聴器の役割は通信販売などの販売形態をとる集音器では果たせません。
また集音器には消費税がかかりますが補聴器には消費税はかかりません。
「安くて、すぐよく聞こえる!」はそれなりの理由があることを頭に入れておいて
ください。